新宿の耳鼻科に来る人!症状別と治療法 | 助けてドクター~新宿の耳鼻科医(耳鼻咽喉科)

新宿の耳鼻科に来る人!症状別と治療法

新宿の耳鼻科や耳鼻咽喉科を利用する人は、どういった症状で来院する人が多いのでしょうか。
新宿ではいろんな症状を持った患者さんが来院しています。
それぞれの症状を確認し、治療方法について見ていきたいと思います。
▼ 目次

そもそも耳鼻科と内科の違いは?

風邪の症状が出てしまったとき、多くの人が耳鼻科に行ったほうがいいのか、内科に行ったほうがいいのかで迷ってしまうと言われています。
風邪のような症状が出てしまった場合は、症状が悪化する恐れもあるので早めに耳鼻科や内科に行ってみてもらったほうがいいでしょう。
耳鼻科では耳鼻咽喉科の診療科もあり、顔や頸部までの耳や鼻、口控や喉頭などの診療を行ってくれます。
一方、内科は専門的な分野で診療が分かれているケースもあるので、鼻や喉などの症状が気になる場合は耳鼻科で見てもらったほうがいいと思います。

耳鼻科では春先になると花粉症の患者さんが増える!

耳鼻科では春先になると花粉症の症状が出てしまった患者さんがたくさん来院します。
花粉症の初期症状としては鼻水やくしゃみ、鼻づまりなどが起こり鼻に炎症が発生することが多いです。
このため、風邪だと思って内科などに行ってしまう患者さんもいるそうです。
風邪の場合はウイルスが体内からなくなれば症状は治まるのですが、花粉症の場合は空気中に舞っていて花粉が飛ぶ時期はずっと症状が続いてしまうので耳鼻科で治療を受けるようにしましょう。

咳が良くならない場合も耳鼻科に!

咳が出る=風邪かなと思ってしまう人は多いですが、症状が出ているのが大人ではなく子供だった場合、症状を上手く伝えられないことで親御さんが心配になってしまうケースもよくあります。
耳鼻科や耳鼻咽喉科では咳が酷いという症状を的確にとらえて診断することが出来ます。
これにより、症状が悪化したり、大きな病気に繋がることを防ぐことが出来ます。
咳のピークは3日前後で、7日〜10日間で症状は軽くなっていくと考えられます。
しかし、一向に症状が良くなっていかない場合、一週間程度経っても症状が続く場合は耳鼻科や耳鼻咽喉科で診察してもらいましょう。

鼻水が出たり鼻づまりの場合も耳鼻科に!

鼻のトラブルでよくある症状と言えば、鼻水や鼻づまりだと思います。
鼻水や鼻づまりが酷いと大人でも寝苦しくなり、睡眠がとれない状態となってしまいます。
ましてや子供にこういった症状が出てしまう場合は、見た目は元気そうに見えても体がだるかったり、息苦しいと感じてしまうケースもあります。
鼻水や鼻づまりが気になる場合は、風邪や花粉症、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎(蓄膿症)などの恐れがあるので、耳鼻科に行ってみてもらったほうがいいと思います。

喉が痛い喉に違和感がある場合は?

喉が痛かったり、喉に違和感があって咳が出てしまうという場合も耳鼻科や耳鼻咽喉科に行ってみてもらったほうがいいでしょう。
喉の病気は風邪や急性咽頭炎、扁桃炎などの可能性があります。
喉というと見た目では分からないため、耳鼻科に行って診察を受けて何でもないということになれば安心できると思います。
喉の病気が悪化してしまうと逆流性食道炎や声帯ポリープ、喉頭がんなどを発症してしまうこともあります。
喉が痛い、喉に違和感があるという場合は、こんな症状でも耳鼻科に行っていいのかなと思うのではなく、早く病気の治療を開始するためにも耳鼻科や耳鼻咽喉科でみてもらいましょう。

耳鼻咽喉科による扁桃腺炎の治療法は?

扁桃腺炎の場合の症状は、初期段階であれば喉に痛みが出る、赤く腫れる、飲食のときに違和感を感じるなどの症状が現れます。
しかし、急性扁桃線炎になってしまった場合は、喉の腫れが進んだり38℃〜40℃くらいの発熱が起こることもあります。
また、頭痛や関節痛、寒気などが起こることもあるので、こういった症状が出てしまった場合は耳鼻科または耳鼻咽喉科でみてもらいましょう。
扁桃腺炎の治療法はペニシリン系抗生物質で治療をしていき、内服薬と喉の消毒、鎮痛剤や解熱剤等で治療を行っていきます。
こういった薬で治療をしていくことで、比較的短期間で症状が改善されると言われています。

気管支炎の症状と治療法

気管支炎の場合は咳や痰、微熱やのどの痛みなどの症状が起きます。
気管支炎の原因は主にウイルス感染による可能性が高いと言われていて、1週間以内に熱が収まっていきます。
治療法としてはネブライザー吸入療法と言って、気道の浄化や去痰剤を使って痰を除去したりして治療を行います。
また、咳が続く場合は鎮咳剤などで咳を抑える治療を行ってくれます。

アレルギー性鼻炎の治療法は?

アレルギー性鼻炎の場合、症状が目に出ているのか、鼻に出ているのかによっても治療法が異なります。
症状が鼻を中心に出ている場合は、抗アレルギー薬や飲み薬、鼻のスプレーなどによる治療を行ってもらえます。
薬は症状を和らげるものであり、アレルギー性鼻炎を治す薬ではありません。
よって、薬の効果が切れれば症状が出てきてしまうので、時期や症状に合わせて耳鼻科や耳鼻咽喉科に通うようにしましょう。

このように耳鼻科や耳鼻咽喉科ではいろんな症状に対して治療を行ってくれます。
中には、発熱と咳が出ていて風邪だと思っていたが、熱は下がったのに咳が止まらないということで病院に行き、気管支喘息だと告げられる人もいます。
気管支喘息の場合は2週間〜3週間程度、酷いときは数ヶ月間にわたって咳が続く可能性があります。
耳鼻科や耳鼻咽喉科ではステロイド薬による治療を行い、気道炎症を改善させ咳を抑える治療を行ってくれますよ。
病気の注意点としては1つ1つ違うので、かかりつけの医師に注意点を聞いてみることも大切だと考えられます

新着情報

良い耳鼻咽喉科を見つけたい

新宿エリアは耳鼻咽喉科が充実している

少し鼻がつまるといった症状から蓄膿症、花粉症、副鼻腔炎などの症状まで幅広く診てくれる耳鼻咽喉科ですが、かかりつけ医を持っておくといろいろな症状に対応してくれるため、とても便利です。

特に普段仕事をしている人は病院探し自体なかなか大変なので、症状が出始めてから探すよりも出る前、あるいは軽い症状の段階でかかりつけ医を見つけておくと後が楽でしょう。

かかりつけ医は総合病院でも構いませんが、総合病院はどうしても待ち時間が長くなってしまう可能性がありますし午前診療のみのところも多いので、かかりつけ医を個人病院、いざというときに総合病院と分けておくといいかもしれません。

≫ 『良い耳鼻咽喉科を見つけたい』

耳鼻咽喉科で花粉症の治療を

花粉症の治療はしっかりやっておこう

花粉症はいきなり症状が出てくることもあって、それまでまったく症状が見られなかったにも関わらずある年から急に花粉症に悩まされているという人もめずらしくありません。

また、意外と多いのが花粉症になっているにも関わらず市販薬のみに頼って医師の診察を受けないケースで、これは季節的なものだから過ぎれば大丈夫と考えている人が多いからだと言われています。

しかし花粉症の症状はその年によって変わってきますし、日によっても変わることがありますから、できるだけ医師の診察を受けて適切な治療をしたほうがいいでしょう。

花粉症の治療は耳鼻咽喉科でしてくれますから、自宅や職場から近いところを受診して治療を受けてください。

≫ 『耳鼻咽喉科で花粉症の治療を』

症状によっては耳鼻科で副鼻腔炎の手術も検討。

副鼻腔炎の症状別治療法

鼻は気道の入り口の鼻腔と、それに隣接する副鼻腔からなっていて、自然口という小さな穴で連絡しています。

副鼻腔には、上顎洞#篩骨洞#前頭洞#蝶形骨洞の4つがあって、これらの副鼻腔に炎症が生じることを副鼻腔炎と言うのです。

副鼻腔にかぜなどのウイルス感染#細菌感染が起こって発症するのが急性副鼻腔炎で、主な症状は痛みと鼻閉、鼻汁になります。

また炎症が発生する部位で痛む場所は異なりますし、炎症の程度によって発熱を生じるのです。

急性副鼻腔炎の治療は、基本的に抗生剤に加え消炎鎮痛薬、排膿を促す薬剤などを使用する保存的治療が行われますが、症状の経過によっては手術が必要となることもあります。

適切な治療を急性副鼻腔炎で行えば治癒することが多いですが、ちゃんと治療しなかった時や感染を繰り返した場合には、症状が慢性化して慢性副鼻腔炎になるのです。

慢性副鼻腔炎の治療は、一般的にマクロライド系抗生剤を少ない量で長期間使用しますし、粘膜の状態を改善する目的で消炎酵素剤や粘液溶解薬を併用することもあります。

ただ、数ヶ月薬物療法を行っても効果がない場合や効果が不十分な時には、内視鏡を用いて副鼻腔を鼻腔に開放する鼻内副鼻腔手術を行うのです。

また鼻茸や粘稠性の鼻汁を伴った副鼻腔炎は、手術を行ったとしても再発しやすいのですが、ステロイドを内服すると軽快します。

しかし長期間ステロイドを内服すると様々な副作用が起こるので、ステロイドだけではなくてその他の薬をうまく組み合わせて治療を実施するのです。

≫ 『症状によっては耳鼻科で副鼻腔炎の手術も検討。』

耳鼻科における吸引などの副鼻腔炎での治療

急性副鼻腔炎の治療

鼻の周囲には上顎洞・篩骨洞・前頭洞・蝶形骨洞といった4つの空洞があって、これら4か所の空洞を副鼻腔と言います。

この副鼻腔が細菌や真菌、ハウスダスト・ダニ・花粉によるアレルギー性鼻炎、虫歯など様々な原因で、感染を起こして炎症を起こした状態が副鼻腔炎です。

副鼻腔炎には、頭痛・顔面痛が主な症状の急性副鼻腔炎と、鼻づまり・鼻水・鼻の中で悪臭を感じる・嗅覚低下・後鼻漏・たんや咳などが主症状の慢性副鼻腔炎があります。

急性副鼻腔炎は、完治させずに放置していると慢性副鼻腔炎に移行する場合もあるので、耳鼻科などで早期に適切な治療が必要です。

耳鼻科における急性副鼻腔の治療は、患者さんの希望やライフスタイルに応じて治療を行いますが、基本的には鼻・副鼻腔にたまっている鼻汁を吸引する処置となります。

また効率よく薬を患部に作用させるために、抗生剤がはいったネブライザー治療も実施されるのです。

ただ疼痛があまりに強い時には、稀に緊急手術により排膿する場合もあります。

≫ 『耳鼻科における吸引などの副鼻腔炎での治療』

耳鼻科での副鼻腔炎の治療に関して

急性の副鼻腔炎

副鼻腔炎を引き起こす原因で最も多いのが、風邪・インフルエンザウイルス・細菌による感染と言われています。

風邪をひいた時などに鼻腔の粘膜がはれると副鼻腔の入口が塞がって空気の流れが悪くなるのです。
そうすると副鼻腔の中の圧力が変化して痛みを生じますし、細菌感染が生じると濃い鼻汁が出たり、発熱したりして痛みが増します。
この段階が急性副鼻腔炎で、目に近い副鼻腔で発生すると稀に視覚異常を生じることもあるので、鼻汁以外で目に何らかの異常がある時には、すぐに耳鼻科などの医療機関を受診する必要があるのです。
細菌などの感染による副鼻腔炎で軽症のうちなら、抗生物質の服用や膿の吸引、副鼻腔の洗浄などといった治療で改善されます。
≫ 『耳鼻科での副鼻腔炎の治療に関して』